大型ストライカーを探せ――。ブラジルW杯アジア最終予選オマーン戦(14日、マスカット)を制した日本は5大会連続出場に王手をかけた。その舞台裏では、日本代表アルベルト・ザッケローニ監督(59)が、長身ストライカーの発掘に乗り出していることが判明した。一方、大型FWとして元日本代表DF・田中マルクス闘莉王(31=名古屋)を推す声も上がっている。
ザックジャパンは6月から始まったW杯アジア最終予選で、4勝1分けの勝ち点13と独走中。来年3月の同予選ヨルダン戦(アウェー)に勝利すれば、世界最速でブラジルへの切符を手中にする。絶好調の日本にとって唯一の不安材料は、ストライカーの不足だ。
日本は基本的に1トップを採用。しかもザック監督は比較的体の大きなストライカーを好んで起用しており、最近は183センチのFW前田遼一(31=磐田)がレギュラーを務める。しかし2番手となる194センチのFWハーフナー・マイク(25=フィテッセ)は、なかなかチーム戦術にフィットできずにいる。
そこで指揮官が目を付けたのが、神戸の大型FW都倉賢(26)だ。17日のFC東京―神戸戦を視察したのも、都倉が目的だったという。ある代表スタッフは「みんな驚いていたけど、監督はかなり気になっているみたい。ああいうタイプの選手が好きなんだなと思った」と明かした。
都倉は187センチ80キロと恵まれた体格を持つストライカーで、2009年にはJ2草津で23得点を挙げた実績がある。だが神戸移籍後は伸び悩み、J1では今季6得点を含めても、合計12得点にとどまっている。過去に年代別代表に選出されたこともない。
それでもザッケローニ監督は、左利きであることや高い身体能力、空中戦の強さを評価。今後の成長も見込んだ上で、今季17得点を挙げる185センチのFW豊田陽平(27=鳥栖)とともに、新エース候補として、来年2月6日のラトビア戦(神戸)での招集も検討しているという。
一方、こうした動きに対してあるJクラブの強化担当者は「闘莉王を呼べばいい。結果も出しているし、まだ代表で働ける」と訴えた。185センチの闘莉王は今季、名古屋で故障したオーストラリア代表FWジョシュア・ケネディ(30)の代役としてFW起用も多く、すでに9得点を挙げ、好調をキープしている。
日本代表がFW人材難にあえぐ中、DFもFWもこなせる闘莉王の存在は重宝されることは間違いない。本人も代表復帰を熱望しており、サプライズ選出はなるか注目が集まる。
via: ザックまさかの闘莉王FW招集も (東スポWeb) – Yahoo!ニュース
( ノ゚Д゚)こんにちわ。@kei_kawanishiです。
元日本代表DF・田中マルクス闘莉王の代表招集の可能性について報じています。
確かに名古屋で結果は出しているので魅力的です。
ザッケローニ監督も本田圭佑1トップを何回も試しているので、FWに求めているのは
タメが作れる当たり負けしない選手を望んでいるんでしょう。
闘莉王はその点は未知数の部分が多いので、試して見る価値はあるかも知れませんが、
個人的にはDFのイメージが強く本人もDFの起用を望むでしょうしどうなんでしょうね。
どうせなら今季17得点の豊田陽平の方が気になります。
今後も考えてこちらが本命ですかね。