万年筆

モンブラン、万年筆マイスターシュテュック修理の旅!超音波洗浄機で驚くほど綺麗になるぞ!

モンブラン、マイスターシュテュック修理の旅

マイスターシュテュック

( ノ゚Д゚)こんにちわ。カワニシケイイチです。

前回のブログ記事で、モンブランのオフィシャルショップで依頼するも調整作業は行っておらず、部品全交換になるとのことが判明し、別の方法を検討中になってました。

わらしべ長者的に高級万年筆モンブランのマイスターシュテュック 146を父に貰った!でも傷だらけ。。。

まずは大阪北浜にあるモリタ万年筆に依頼

まず考えたのが、オフィシャルショップではないが、万年筆の修理、販売を行っているところだと何とかしてくれるのではないのか?と考え大阪、北浜にあるモリタ万年筆に行ってみることに。

E-Shop モリタ万年筆店

とても小さい店ですが、店長とその息子さんで営んでられる店。

ここは凄く人気があるようで、すでにお客さんが3人ほどが入っていて大変にぎわっています。

ゆっくり話ながら色々教えてもらおうと思っていたので、あまりの混雑ぶりにとてもじゃないけれどゆっくり教えて貰える雰囲気じゃないですね。

モリタ万年筆

何とか対応をしてもらえて調整を依頼してみると、ペンの細さ等の調整は行っていないとのことです。

かなりがっかり。

MもFも細さはそんなに変わらないとアドバイスをもらったんですが、そうは言っても実用では太く感じるんですよね。

それでひとつ衝撃の事実が。

このペン先のサイズは「F」だね。

なんですと。

モンブランの公式ショップでは、お姉さんが見た目だけでMと確かに言っていたのですが、モリタ万年筆ではルーペで念入りにチェックしてくれている。

モリタ万年筆の方が信用出来そう。

そうだったのか、これはFなのか。

それと外装の修理依頼を行ったのですが、手間がいる作業なので新品が買えるくらいの金額になるかもよ。とのこと。

うーん。

せっかく父から貰ったものだったので、何とかしたいけど、
とてもじゃないけどそんな金額は出せない。

別の店に行って見よう!ナガサワ文具センター梅田茶屋町店

iPhoneでネット情報を検索して見ると、ナガサワ文具センターが梅田茶屋町にあるじゃないか。

実はナガサワ文具センターは、神戸の三宮で働いていたころよく世話になっていて信頼しているお店なんですよね。

早速、北浜から茶屋町まで徒歩で移動。

距離感がなかったんですが、遠いですね。
30分くらい歩きました。

ナガサワ文具センター

梅田茶屋町にあるナガサワ文具センターに行って店員さんに話すととっても親切な人で万年筆超初心者のカワニシケイイチにペンの握り方からインクの入れ替え方法まで手とり足取り教えてくれました。

ほんとに感謝!

この辺りも後ほどブログに書いて見たいですね。

ペン先もループで念入りに見てくれて、これはFですね。とのこと。
モンブランオフィシャルショップのお姉さん適当すぎってことがここでも判明。

やっぱりFなんですね。

それで早速、超音波洗浄器で清掃もしてくれたんですが、洗浄後に試し書きして見ると字が細くハッキリ見えます。
一気に改善されました。

そうなんですよ。ペン先が汚れていたんです。

マイスターシュテュックの年代も判明

奥からカタログを数冊持って来てくれて、ルーペでじっくり観察してくれて年代がわかりました。

なんと1975年〜1980年の間の商品とのこと。

40年近く前の商品だったようです。
そう聞くと、愛着が余計湧いて来るから不思議です。

外装の修理は、ホームセンターでプラスチック樹脂磨きで根気よくやるとある程度復活するとのアドバイスも頂いたのもありがたかった。

ペン先調整にはペンクリニック

字の細さも改善したものの、あと少し細ければ実用レベルになるのに、と考えていたら、ペンクリニックと言うものがあるので参加されてはどうですか?と。

川口明宏ペンクリニック
大阪 神戸の万年筆 無料診断調整 ペンクリニック日程情報

無料でペンドクターと言うかたが対応してくれて、今回は「川口明宏」さんが対応してくれるようです。

ネットで検索して見ると、凄く有名な人のようです。
興味がどんどん出て来ました。

参加出来たらブログネタにもなるし、日程の調整がついたら参加したいですね。
3連休の最終日なら参加出来そう。

とっても親切な店員さんで、ほんとに感謝しかないですが、最後にすごくいいアドバイスをしてくれて内容は、

「毎日使うことが最大のメンテナンスになります。長持ちさせたいなら毎日少しでもいいので、書く習慣を作って下さい。」ととってもいいアドバイスをもらえました。

万年筆は凄く奥が深い世界ってのが、少しづつわかって来ました。

ペンクリニックとか、どんどん深みにハマっていってるような感覚を覚えますが、何とかせっかく父からもらった約40年ものの万年筆を復活させたいですね。