17日、サッカーを通じて大きな「夢」を持って、成長してほしいとの想いから始まったアディダスが主催する「adidas all dream Football Clinic」が、福島県のいわきグリーンフィールドで行われた。
同クリニックは、6月に行われた埼玉スタジアムを皮切りに全国6会場で開催予定で、4会場目となった今回は日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督が特別講師として登場。福島県内の子どもを中心に集まった177人の小学生に指導を行った。
クリニックの前半は、ザッケローニ監督が子どもたちのために考案したサーキットトレーニングと実戦形式の二対一を実施。後半はミニゲームが行われた。熱い視線でピッチの子どもたちを見ていたザッケローニ監督の口からは、「ピッチを広く使おう」、「ブラボー(素晴らしい)」といった声が上がった。
クリニック終了後には、ザッケローニ監督が参加者の中から最優秀賞を5人選出。「素晴らしい選手がたくさんいて、5人にしぼるのがとても難しかった。日本代表の選考以上に悩んだよ」のメッセージとともにサイン入り日本代表のレプリカジャージーを最優秀賞に選ばれた5人の子どもに手渡した。
「選ばれなかった5人以外のみんなも、これから上手くなる可能性を秘めている。今日のクリニックを通じて、優秀な選手がたくさんいることが分かった。10年後の日本代表も安心だね。ただその時、私はもうチームを率いていないだろうけど(笑)。ぜひ、来年もここでクリニックができることを願っている」と、話して締めくくった。
クリニック終了後、ザッケローニ監督とコーチスタッフは、握手やハイタッチで参加した子どもたち全員を見送った。
これはとっても素晴らしいことです。
現日本代表監督に指導してもらえるなんて、
夢のような企画ですね。
ぜひ継続していってほしいです。
そして未来の日本代表につながればいいな。