日本で開催中のサッカーU20(20歳以下)女子ワールドカップ(W杯)の出場チームが、試合の合間を縫って東日本大震災の被災地を訪ねている。
今大会は当初開催予定だったウズベキスタンの準備不足で急きょ、日本開催となった。主催する国際サッカー連盟も日本協会も「サッカーで被災者を勇気付けたい」として、5会場のうち1カ所を宮城スタジアムに決定。全32試合中、6試合が宮城開催となり、すでに日本戦2試合を含む4試合が行われた。
22日に宮城で日本と2-2で引き分けたニュージーランド代表は23日午前、全選手21人がバスで宮城県名取市の市立閖上(ゆりあげ)中学校を訪ねた。
閖上中は津波で3階建て校舎の1階部分が浸水、生徒14人が犠牲になった。現在は名取市内の仮設校舎で授業を行っている。被災した校舎近くには、震災映像の閲覧などの情報発信を行ったり、来訪者が立ち寄ったりできるように設置されたプレハブ小屋「閖上の記憶」がある。選手は、ここで運営するNPO法人スタッフから当時の様子を聞いた後、同校に建てられた慰霊碑に向かって手を合わせ、花束や折り鶴を供えた。
大会前、ニュージーランドは神奈川県平塚市内で合宿をし、地元の中学生と交流した際、大会ロゴマークにもデザインされている折り鶴の折り方を学んだ。チーム側が「折り鶴を被災者に受け取ってほしい」と希望し、訪問することになった。
日本戦でゴールを決めたFWのホワイト主将(19)は11年2月のニュージーランド地震を踏まえ、「私たちも震災の被害を受けて気持ちが分かる。それを表したかった。被災地を見るのは初めて。信じられない光景に驚いた」と話した。選手への説明などを行ったNPO法人スタッフの林由美さん(30)は「心を寄せてくれてうれしく思う」と訪問に感謝する。
日本と26日に東京・国立競技場で対戦するスイスも20日、津波被害を受けた宮城県七ケ浜町を訪れ、地元の小学生と交流した。22日にメキシコと対戦した際には宮城スタジアムの観客席から大声援が送られ、シュベリー監督は「応援がよく聞こえ、おかげでいい試合ができた」と語った。被災地開催で、新たな絆が生まれている。【江連能弘】
via: <U20女子W杯>生まれる新たな絆 出場チーム被災地訪問 (毎日新聞) – Yahoo!ニュース
こんちは。@kei_kawanishiです。
先ほど知ったのですが、先日対戦したニュージーランド代表チームが素晴らしいことをしてくれてます。
日本のテレビって何でこう言うこと報道しないのでしょう。
知らないだけで、報道しまくってるのかも知れませんが、
素直に素晴らしいです。
ニュージーランド代表が美人が多い事に心が踊ってばかりでしたが
、こう言うことも行なってくれていたんですね。
ホスト国、日本も対戦するチームに声援もぜひ送ってほしいです。